コラム

ボスマネジメントは必要か?

リベ大の両学長の動画では、ボス = 上司をマネジメントする重要性を語っています。

会社員である以上、上司を選ぶことは、ほぼ100%できないのが現実。そして、会社での評価は上司によってされることも、揺るがない事実。

ということで、上司とはうまく付き合うに限ります。

しかし・・・

どうしても、嫌!というあなた、少しずらした方法をご紹介していきます。

ボスのボスをマネジメントする

直属の上司がどうしても好きになれない。わかっていても、うまく、持ち上げるのは嫌、苦手という場合は、ボスのボスと時々、コミュニケーションを取るのも手です。

ボスのボスに良い印象を与えることは大事です。

ただ、ボスのボスと話す機会がある場合には、絶対に、ボス = 直属の上司の悪口などは言ってはいけません。

ボスの指示で取り組んでいるプロジェクトの進捗や最近の業績に関する、奇譚のない意見などをサラッと伝えるのです。

直属の部下でないメンバーからの意見は余計なフィルタがかかっていないことが多く喜ばれるものです。

また、サラッと、ボスの良いところも伝えることもお忘れなく。

本人には少々腹が立って言えないことも、本人のボスにであれば、そこまで難しくなく言えるのではないでしょうか。

ボスとうまくいっていることをボスのボスに伝え、既成事実にしてしまえば良いのです。

ボスのボスの評価はボスの評価につながるものです。

他部署のボスや同僚を味方にする(徹底的に)

上司の指示に従い、時に先回りするのがボスマネジメントには必要ですが、なんで、ボスのためにそこまでするのかと腹立たしいこともあるでしょう。

ちょっとした先回り、確認を念入りにする気配りを他部署のボスや同僚にしてみるのも効果があります。

もちろん、ボスからの指示は素直に、内心イラッときても受け流し、さっさと対応し、その分、他の部署に気配りをすることで自分の味方を多く作りましょう。

他部署から評判の良い部下を疎ましく思うボスはそういないはずです。内心、僻む人もいるかもしれませんが、その部下のおかげて、部署間の仕事がスムーズに行くことはボスにもメリットがあります。

もし、他部署からの依頼で、自分の上司が対応した方が良いことは、率先して、伝えましょう。頼りにされることを嫌に思うボスはなかなかいないものです。

他部署とメンバーとの信頼関係を構築しつつ、ボスと他部署の橋渡しをすることで、ボスがあなたをみる目も変わることでしょう。

(それも難しい場合)心を消費しない

それでも、やはり、自分の上司とはどうしても合わないと感じる場合は、心を消費しないことです。

転職や部署異動も視野に入れつつ、過度な期待をせず、心を必要以上に消費せず、副業・複業あるいはダイエットなど、会社の仕事と並行して無理なくでき、心を満たすものに取り組んでみましょう。

会社の仕事やボスの依頼は、きちんとやりつつも、完璧や期待以上を目指す必要はないです。心に余裕を残す範囲で対応し、必要に応じて、周りのヘルプも活用しつつ、心がボスのことで消費しない状態を作るのです。

その中で、変化(転職や移動機会)を見逃さす、ここという時には思い切って行動をしてみてください。

その時には、もう、ボスのことなど、どうても良くなっているはずです。

是非、試してみてくださいね。